天才空手少女が、不良の助っ人に挑むが完敗しボコボコにされ、最後は許しを乞う

作品名:家畜の王
キャラ:小早川咲 (天才空手少女)
原作:オリジナル
シリーズ:家畜の王
みどころ:
天才空手少女が、気弱な弟を助けるために不良グループに立ち向かうが、手練の助っ人(貴弘-キックボクサー)に打ちのめされ凌辱されるお話。
よくあるシチュエーションと言えるが「弟を人質に取られて歯向かうことが出来ずにやられる」といったようなモヤッとした展開でなく、実力を発揮して戦いながらもより強い相手に完敗するところが見どころ。
正直、陵辱シーン自体は淡白といえるが、微リョナ的な見どころの方が多い。
自信満々で助っ人に向かうが、自慢のキックを止められ、腹に膝蹴りを食らう。ここでもう止めるように忠告される。
しかし、聞かずに戦いを継続、最後は顔面にケリを入れられ、敢え無く昏倒する。
不良に取り囲まれ、制服を脱がされ、写真を撮られ、弟のイチモツで処女を破られても、まだ反撃のチャンスを狙うが、次第に心を折られ、ついには許しを請う。
完全に抵抗する力を失ったところで輪姦。
冒頭では凛々しかった顔が完全にレイプ目になり弱々しく犯され、最後は哀れな姿で放置されているそのギャップを楽しめるかどうかがカギ。

先に書いたようにシチュ自体はありきたりだが、作者の目指すところは実はそこではない。
タイトルにも示す通り、この作品の主人公は、実は弟の方で、作品紹介では気弱と説明されているが、実は身勝手で残酷な性格をしている。
美しく強かった姉にコンプレックスを抱いていたが、彼女が不良にボコボコにされ、更にはその処女を(強制的とは言え)自分が奪うことで抑えつけていたタガが外れる。
2巻では、セックスする自分の彼女を「ブタみたい」と思ったり、姉が輪姦される姿を思い出し「家畜みたいだった」とほくそ笑む。
自分たち姉弟をひどい目に合わせた不良たちに声をかけ「この街に牧場を作るんだ!」と協力を持ちかけるところで終わっている。
3巻以降が制作されず未完に終わっているので想像でしか無いが、表紙に示されているように、自分の彼女、姉、姉のファンだという少女、そして不良助っ人の妹なども巻き込んで、残忍な計画を実行していく予定だったのだろう。
発表から時間は経ってしまったが今でも続巻が待たれる。

強者レベル:☆☆☆☆
被虐レベル:☆☆☆☆
展開 : ☆☆☆

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