タイトル :
生贄の才能 地獄への片道1クレジットキャラ:麻宮アテナ
原作:ザ・キング・オブ・ファイターズ
みどころ:
ゲームのルガール戦敗北後に何が起こったか? 誰もが抱く妄想を具現化した作品。
正義の心で悪に立ち向かった少女が、その純粋な心を踏みにじられ、責め苦に耐えかねて屈服し救い求めるも叶わず、無惨な最期を遂げる容赦の無さが見もの。
正義の超能力少女が、ラスボスに果敢に挑むも、圧倒的な力の前に屈する。
悪の巣に囚われ、全身を拘束され、純血を奪われ、徹底的に凌辱され泣き叫ぶアテナ。
終わること無く続く苛烈な責めについに心折れ、許しを乞おうとするアテナ。
しかし、ルガールは最初から彼女を許す気などなく、ただ彼女が正義を捨て、みじめに自分の悪に屈する姿を晒すのを嘲笑するだけが目的だった。
もはや逃れることがかなわぬと悟り絶望するアテナ。ただ心の中で必死に助けを求め続ける。
しかし願いもむなしく、彼女は悪への生贄として銅像と成り果て、ルガールのコレクションに加えられるのだった。
ヒロインを、いたぶり殺してしまうことに定評のある(?)、あんぶろっく(やえば)さんの麻宮アテナ同人誌の1,2冊目です。
話がつながっているわけではないですが、ペアで読むのがオススメです。
古いものですが、私には、ここがいろんな意味で原点でありピークではないかと思っています。
もともとのゲームの設定がサディステイックな妄想を抱かせるものだっただけに、それを具現化した話の悲壮さは折り紙付きです。
正義を踏みにじり、嘲笑し、抹殺する悪役ルガールは「力なき正義や陳腐なプライドなど悪にも劣る」とばかりにアテナに残虐な拷問を加えます。
それは、ある意味、作者さんの心の代弁なのではないかと思わせます。
強者レベル:☆☆☆ 生意気レベル:☆☆☆☆ 被虐レベル:☆☆☆☆☆ 展開 : ☆☆☆☆ 原作補完性:☆☆☆☆☆
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