ドリームハンターは夢魔の罠にかかり、夢と現実両方で凌辱され性奴に堕ちる

ナイトメア・プリンセス

キャラ:夢野美守(ナイトメア・プリンセス)
原作:オリジナル
みどころ:
他人の夢にアクセスできる特殊能力を持ち、悪夢に苦しむ人を救う夢幻の番人として活動してきた主人公が、その正義を邪魔に思う夢魔の仕掛けた罠にはまる。
悪夢に苦しむクラスメートの咲間の夢に入り、余裕で悪夢を退治したはずが、そこは実は夢魔本人の夢の中だった。
夢の中では絶対の力を持つナイトメア・プリンセスだが、夢魔の圧倒的なパワーに手も足も出ず敗北する。
夢から脱出する事も封じられ、夢魔に抑えつけられ中出しされるナイトメア・プリンセス。
犯されながら、子宮を潰される、体を真っ二つに切断される、四肢をもがれ無理やり水中で溺死させられる、など自我が崩壊するまで繰り返し殺され続ける。
最初は強気だった彼女も、ついには許しを乞い、助けを求めるが、夢の中の彼女を助けられるものは誰もいない。
そして、夢の中で陵辱され続けている間、実は現実でも夢魔の本体である男性教師は咲間の手引で主人公の眠る寝室に入り込んでいた。
夢と現実、両方で徹底的に犯しぬかれる夢野美守。正義のドリームハンターだったはずの彼女は、現実でも夢魔の性奴隷と化す。

まあ、設定はドリームハンター●夢ですよね。主人公、夢野美守のキャラデザインは八頭身の女子高生でイメージはあれとはだいぶ違いますが。
対する夢魔の本体はいかにも醜く描かれた年配のセクハラ教師八木原。
夢野は悪夢に苦しむクラスメートの咲間に声をかけ、自宅に招く。女子高生が一人暮らしのマンションとは不用心です(伏線)。
前半は余裕たっぷりな夢野です。咲間と一緒に寝て、今までと同じように彼女の夢に入って、ナイトメア・プリンセスの絶対的な力で夢の中の魔物や触手を切り裂く。
時間が来れば、現実で仕掛けたアラームが鳴り、目が醒めて全ては終わり…だったはずなのですが、既に咲間は現実世界で八木原に篭絡されており罠にはめられたのでした。
ナイトメア・プリンセスは夢魔(八木原)の夢の中に引きずり込まれます。
そこでは彼女の力は夢魔に全く歯が立たない。夢の中では死ねば目覚めるはずなのですが、夢魔の力で何度死んでも抜け出すことが出来ない。頼みのアラームは先に目覚めた咲間がストップしており体が目覚めることもない…詰みです。
夢魔のフィールドで延々と犯され、殺され続けるナイトメア・プリンセス。
しかも夢の中で膣内射精されるたびに、彼女の体はだんだん幼児退行していき抵抗する力も精神力も弱くなっていく。
助けを呼んでも、夢の中で人を助けられるのは彼女だけ。彼女自身を助けてくれる人は誰もいないという絶望感。
与え続けられる痛みに耐えきれず、ついに彼女は夢魔に屈従します。
しかも彼女が夢の中で陥落している頃、現実世界で咲間は夢野の自宅に八木原を招き入れていました。
精神的に完全に八木原に屈していた夢野は、現実の肉体も八木原に蹂躙され、性奴隷となることを誓います。そこには前半で不敵な笑みを浮かべていた自信満々の少女はもういません。

ドリームハンター麗●や、コレ●ター・ユイ系の作品(オンラインゲームダイブ系も同じですが)の18禁で残念なのは、仮想世界だけで犯されて現実世界では無傷というパターンですよね。
仮想世界ではいくら傷つけられてもかまわないため悲惨な描写を描くことが出来ますが、加えてやはり現実の肉体も凌辱されてくれないと悲壮感が中途半端になってしまいます。
その点この作品は主人公が、助けるはずの少女に夢でも現実でも罠にはめられ、悪役に自分の寝室まで侵入されてしまうところが救いの無さを醸し出して良いです。
夢の中で散々助けを求めても、自分以外に人の夢の中まで助けに来れる人はいない。悪夢から醒めても、最も安心できるはずの自宅の寝室にまで敵がいる。
これまで人を助け続けてきたはずの少女が、その正義感ゆえに逃れられない悪に絡めとられてしまい、夢でも現実でも逃げ場を失う。その孤立と絶望がこの作品のキモかと思います。
惜しむらくは、現実世界で犯される時にも、そこはそこでもう少し抵抗するシーンが欲しかったところですがね。

強者レベル:☆☆☆☆
被虐レベル:☆☆☆☆☆
展開 : ☆☆☆

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