生徒会長はビデオを取り戻すため科学部の協力を借りて不良の巣窟へ忍び込むが、罠にハマり輪姦される

ドリームアイテムリミックス

作品名:トラップへようこそ
キャラ:生徒会長 舞子
原作:オリジナル
みどころ:
生徒会長の舞子は生徒会役員女子の恥辱ビデオを取り戻すため、不良の巣窟のボクシング部へ潜入するが、それは罠だった。
科学部に用意させた姿を消す装置で気づかれずに潜入したと思っていたが、せっかくの装置もバレており無効化され、舞子は捕らえられ身動きできなくされる。
悔しがる舞子だが、四肢を固定されては、もはや逃れるすべはなく、キャプテンに犯される。
涙を流しながら中出しされる舞子、彼が終わるとボクシング部の不良たちが次々と舞子に襲いかかる。
やがて装置も完全に破壊され全裸を晒した舞子は、目的を果たすどころか自身の凌辱ビデオを撮られ、不良たちの奴隷と堕ちる。

単行本「ドリームアイテムリミックス」収録
この話の前段である「ステルスダンサー」では、ボクシング部の不良たちが舞子不在の生徒会室に乗り込む。
彼らの目的はボクシング部の廃部を撤回させることだったが、それは生徒会長の舞子にしかできないと断られる。
不良たちは、役員の少女たちを輪姦し、日曜にボクシング部へ来るように書き残して去っていった。
それを知った舞子は怒り、ボクシング部を征伐することを誓う。
対策のため彼女は科学部の幼なじみを訪ねる。科学部の八木橋は舞子のために姿を消すステルスシールドを作成する。
しかし彼女が科学部を訪ねるところをボクシング部に見られていた。
そうと知らず、シールドを作動させて、自分の姿が見えなくなったことを確かめ、ボクシング部に潜入する舞子だったが…といった展開。

SF作品というわけではないので、唐突に姿を消す装置が出てくるところがそもそも奇妙だし、不良たちがそれを簡単に無効化するのも理解しがたいが、まあそこは単行本全体のモチーフなのでいいだろう。
この作品の本質(?)は、正義感に満ちた主人公の少女が、超科学的なアイテムを手に入れたことで、自身のか弱さも計算せず、不良の巣窟に実力行使に乗り込んでいく無謀さ。
頼みの装置があっさり無効化され、トリモチのような罠にかかり四つん這いのまま身動きできなくされても廃部の撤回を突っぱねる強情さ。
その身を弄られると「ちくしょう」と罵りながらも、抵抗一つ出来ない口だけ感。
そして遂にレイプされれば「いや」「ひィッ」「あひっ」と泣きながら悲鳴をあげることしかできない無力さ。
結局は、役員娘のビデオを取り戻すどころか、全裸で輪姦されるところをビデオに撮られ、不良たちの言いなりの奴隷になってしまうラストを見ると、力なき正義の哀れさ、滑稽さがテーマなのでは?と感じてしまう。
しょせんエロが目的のマンガに対して「教師と協力するなど他にやりようがあったのでは?」などと真っ当な突っ込みをしてもしょうがないが、こんな強気だけが取り柄で正義気取りの少女は、不良に叩き潰されて輪姦されるのがお似合いだなぁ、ざまぁ、とつい思ってしまうのである。

生意気レベル:☆☆☆☆
被虐レベル:☆☆☆
展開 : ☆☆☆

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